ホームページ作成費用は、依頼先により大きく変わるので、目的や予算に合わせて依頼先を選びましょう。

また見積もりは1社のみではなく３～４社に依頼し、比較検討するのがポイントです。

• 制作会社

約20万円～300万円

会社の体制や規模により、相場は大きく異なります。

制作を専門にしているので、高い技術でデザインやこだわりを表現してくれ、臨機応変な対応も可能です。

• 広告代理店・コンサルティング会社

約100万円～

制作会社の費用プラス仲介手数料が約20％～50％発生するため割高になりますが、集客まで運用サポートも依頼できます。

• フリーランス

約10万円～50万円

ホームページの内容により費用は変わりますが、制作会社よりも費用が抑えることができます。しかし、個人への依頼のため対応範囲が限られる、稀ではありますが音信不通になる場合もあるので選ぶ際の注意が必要です。

ホームページ作成に失敗しないためには、「ホームページの目的」を決めましょう。

目的が漠然としていると、必要のない部分にムダな費用がかかるだけでなく、必要な情報がないなどといったまったく意味のないホームページなり失敗する可能性があります。

【ホームページの目的とは】

• 会社案内のホームページ

会社の名刺的な役割のホームページです。

会社名で検索したときに、会社情報が表示されるのが目的です。

高度な機能やシステムも必要ないので費用を抑えることができます。

• 集客用のホームページ

「お問い合わせ」や「資料請求」など集客を目的とするホームページは、コンテンツ、SEO対策が必須です。

• 求人用のホームページ

就職・転職希望者へ訴求するためのホームページ。

集客用のホームページとは異なるコンテンツが必要です。

自社のホームページの目的・役割を決め、どんな機能が必要なのか見極めるのが失敗しないポイントです。

• ホームページに必要な機能を選ぶ

作成費用は、機能に応じて大きく変わるので必要な機能を選びましょう

【基本機能】

・会社概要

・企業理念

・事業内容、サービス概要、取扱商品

・ニュース

・お問い合わせフォーム

業種やホームページの目的により、必要な機能が異なります。

例えば、クリニックなどは予約システムの導入が必要かもしれません。

オンライン上でスケジュール状況が確認でき、そのまま予約ができるものはシステム開発が必要になるため費用がかかります。

しかし、通常のお問い合わせフォームで申込だけの受付で、後からメールや電話で回答するのであればシステム開発費用は削減できます。

• デザイン

【テンプレートを使う】

依頼先によってはテンプレートがあり、そのテンプレートを利用すれば費用を抑ええることができます

【自社で素材を用意する】

ホームページに使用する写真や動画は、ロゴや画像などの素材を外注依頼すると撮影代など費用がかかりますが、自社で用意することで費用が抑えらます。

• 機能

【CMS（コンテンツ管理システム）を導入する】

CMSは、専門知識がなくてもホームページのコンテンツの更新ができるシステムです。

ニュースやコラム・ブログなど後々の運用を考えるなら費用はかかりますが必須のシステムです。制作会社によってはテンプレートがあるので費用を抑えることができます。

ホームページ作成を依頼する前に、本当に必要な機能やシステムなのかを精査しましょう。

ホームページ作成費用を抑えるポイントについて探ってきましたが、「費用だけで決めてはいけません」

・担当者との信頼関係

　ホームページ作成後の運用などの対応を相談できる

・トラブル時の対応力

　システムエラーなど不測の事態に対応してもらえる

・サポートの充実度

　運用上わからないことなどサポートしてくれる

ホームページは公開して終わりではありません。

公開後の運用面など安心してサポートしてもらえるかどうかもしっかり検討してください。

ホームページ作成の費用相場について解説しました。

費用は一概に○○円と言えるものでありません。依頼先やホームページの内容によって大きく変わります。

そのため、見積もりは必ず複数のところに相談し比較してください。

デザイン性が高い・高機能なホームページが良いとは限りません。

失敗しないためには、ホームページで何をしたいのか目的を明確にしましょう。