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検索順位が上がらないのは、間違ったSEO対策が原因かも…
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検索順位を上げるためにWebサイトのSEO対策を実施していても、なかなか上位表示されない場合があります。その原因の1つに、間違ったSEO対策を実施していることが挙げられます。正しいSEO対策を実施すれば、Webサイトの検索順位は改善されることがありますが、逆に誤ったSEO対策を実施してしまうと、検索順位が下がる可能性もあります。この記事では、間違ったSEO対策が検索順位に与える影響や、正しいSEO対策のポイントについて解説します。
SEO対策で失敗する原因は?
SEO対策で失敗するのは、主に「ユーザーファースト」の意識が抜け落ちているのが原因かもしれません。ユーザーがWebサイトに訪れる理由は、何か知りたいことを調べるためですが、ユーザーを最大限満足させるための対策が必要です。下記に該当している場合は対策方法が間違っているかもしれません。
■コンテンツ作成の目的が明確でない
記事数を増やすことで、Webサイトのアクセス数が向上する可能性はありますが、多くの記事を量産することだけを考えていませんか?記事制作に取り組む前に「なぜ記事制作をするのか」「なぜSEO対策に取り組むのか」などの目的を明確にすることが重要です。
■キーワードの選定方法を間違えている
ユーザーはGoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードを入力して調べますが、そのキーワードと自社サイトがマッチしていなければ、集客は見込めません。
■キーワードスタッフィング
キーワードスタッフィングとは、SEO目的でキーワードを過剰に詰め込み、キーワードによるWebサイトの検索順位を上位に表示させるといった手法です。クローラーは、Webページのタイトル、本文を読み取り、検索エンジンに情報を届けます。Webページ内のキーワードの出現率は、5パーセント前後が最適と言われています。キーワードを無理に多用することで、検索エンジンにスパム行為と判断され、検索順位が下がる可能性があります。
■低品質コンテンツ
Googleによると、低品質コンテンツとは「付加価値がほとんど、または全くない内容の薄いページ」のことを指します。自動生成プログラムによって機械的に支離滅裂な文章が生成されたコンテンツなど、読み手にとって役に立たないページの場合はランキングが低下します。
■重複コンテンツ
重複コンテンツとは、タイトル名やテキスト文章などのページを構成している内容がほぼ同じコンテンツのことです。重複コンテンツがあると、検索エンジンがどのページを優先してランキングするか混乱する可能性があります。さらに、他のWebサイトが同じコンテンツを掲載している場合、誰が先にコンテンツを作成したかを決定することができず、ランキングが低下する可能性があります。そのため、重複コンテンツを避け、独自のコンテンツを提供することが重要です。
正しいSEO対策に軌道修正する方法
すでに間違ったSEO対策をしていた場合は、正しいSEO対策をするために何から取り組めばいいのでしょうか?軌道修正する方法をご紹介いたします。
①問題の特定
まずは、過去のSEO対策を振り返り、何が問題だったのかを特定しましょう。
②問題の修正
特定した問題を修正します。例えば、キーワードの多用を修正するために、自然な文章に修正し、重複コンテンツを解消するために、ページを削除するなどの対策が必要です。
③技術的な最適化
Webサイトのテキストや画像を適切にタグ付けし、サイトの読み込み速度を最適化することが必要です。
④内部リンク構築
自社のサイト内で、関連するページ同士を内部リンクでつなぎ、ページ間の関連性を高めることが必要です。
⑤外部リンク構築
信頼性の高いWebサイトからのリンクを増やすことが必要です。ただし、以下の点に注意しましょう。
・関連性の高いサイトからの被リンクである
・信頼性・権威性の高いサイトからの被リンクである
・多くのサイトから被リンクを受けている
正しいSEO対策は継続的な取り組みが必要です。 過去の過ちを繰り返さないためにも、定期的にSEO対策の見直しを行うことが大切です。
軌道修正後はペナルティ解除申請で完結
間違ったSEO対策を軌道修正してもすぐに効果が出るわけではありません。Googleが設定している規定を違反したとみなされた場合に課せられるペナルティを受けた場合は、解除申請が必要です。
●ペナルティは2種類
Googleペナルティは、主に大きく2種類に分かれます。
・自動ペナルティ
自動ペナルティは、検索エンジンのアルゴリズムにより自動で行われるペナルティのことです。
・手動ペナルティ
手動ペナルティは、Google担当者がサイトを見て手動で行われるペナルティのことです。
●ペナルティ解除は「手動ペナルティのみ」
手動ペナルティはGoogleから直接メッセージが届きます。そのためにはGoogle Search Consoleに登録が必要です。ペナルティの確認をしたい場合は、Search Consoleの「メッセージ」、または、「手動による対策」からメッセージが届いていないか確認ができます。
●ペナルティ解除方法
間違ったSEO対策でGoogleからペナルティ判定を受けている場合は、軌道修正後に解除申請ができます。
ペナルティ解除方法は下記の通りです。
1.Google Search Consoleのメニュー
2.セキュリティと手動による対策
3.手動による対策
4.再審査をリクエスト
●自動ペナルティが解除される条件
自動ペナルティの場合は、該当箇所を修正した後に再審査を依頼することができません。そのため、Googleのアルゴリズムが自動で再評価するまで待ちましょう。以前のように順位が戻って来たときに、ペナルティが解除されたと判断します。
ペナルティ解除には時間がかかることがあり、修正後すぐに効果が現れないこともあります。もともとSEO対策には根気が必要ですが、間違ったSEO対策をしていた場合は、回復にさらに時間を要します。正しいSEO対策を行い、Googleのガイドラインに準拠することが重要です。
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