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サポートは終了したのに、まだ『IE』を使ってる?

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20 年以上の長い間人気を博していたWebブラウザのInternet Explorer(IE)は、2022年6月15日をもって、サポート終了になりました。パソコンで何か調べたいときに『青い「e」のマーク』をクリックして検索していた方も多いのではないでしょうか。サポート終了のその後は皆さんどうしていますか?今回はWebブラウザについてご紹介いたします。

IEはなぜサポート終了になったのか?

ほんの数十年前までパソコンなんてない時代に、Microsoftはいち早く先駆け的存在でInternet Explorer(IE)を提供しました。IEは1994年に誕生し、企業や一般ユーザーへのインターネット普及に伴い順調に利用者を増やし、2000年代初頭には9割以上がIEになるまで拡大していきました。長きにわたって圧倒的なシェアを誇っていましたが、2021年には日本国内で4%台の利用率まで落ち込みました。これだけ普及したのですから、IEを社内の標準ブラウザとしている会社も多かったことでしょう。

 

【サポート終了の理由】

それだけ人気を博していたのに月日が流れサポート終了に至るというショッキングなニュースですが、それにはそれなりの理由があります。

 

●理由その1:独自仕様が多い

ホームページ制作は「HTML」「CSS」「JavaScript」「PHP」などのコーディングでプログラミング構成されていますが、ChromeやFirefoxなら当たり前にできることが、IEでは独自仕様となっておりコードの追加や処理を分岐する手間をかけないといけません。

 

●理由その2:バージョンによって表示が異なる

長年利用されていただけあり、IEのバージョンは多く存在しています。最終バージョンはIE11ですが、IE7では表示崩れを起こすなど問題になっていました。

 

●理由その3:セキュリティの脆弱性

いくら改善策を講じても利用者が多いゆえに、脆弱性を突いたコンピューターウイルスがすぐに作られ、ハッカーによるソフトの破壊や攻撃の踏み台となる事象もあり、IEを使い続けるセキュリティリスクは重大です。IEサポート終了後はパッチの提供がなくなり、脆弱性は放置されることになります。

 

●理由その4:Microsoft Edgeの開発

Microsoftはセキュリティや利便性の高い後継ブラウザとして『Microsoft Edge』を新たな標準ブラウザとして搭載しました。IEの利用者数が減少したことにくわえ、表示崩れなどの対応も不要になりました。

IEを使い続けるとどうなる?

サポートが終了になった今もIEを使うことができます。Webサイトの閲覧やブックマークなども行うことが可能です。日本国内の企業で約47%の人が業務でIEを使っていると回答しています。業務システムの関係で使わざるを得ないというのが理由です。

 

【リスク回避】

新規サポートが受けられなくなる、これから発売のパソコンでは最初からIE11が搭載されていない状況になっていくといった環境変化はありますが、既存のIE11を持っている場合はインターネットへ接続して利用継続はできます。しかしサポートが終了したソフトウェアは基本的に使い続けることはおすすめできません。脆弱性が見つかっても対策用の更新ファイル(パッチ)が配布されなくなり、不正アクセスやウイルス感染などのリスクにさらされる可能性が高くなります。

 

【ブラウザがますます重くなる】

IEはすでに開発が終了しているため最新の技術に対応できず処理速度が遅くなっています。次々と新しい技術が登場するのに対し、IEはそのような環境の変化に対応できずにIEの処理速度はますます遅くなるでしょう。重いブラウザを使い続けることは、業務のスムーズな進行の妨げとなります。

 

【動作不良が起きるリスクが高まる】

IEを利用したままにすると、ブラウザ自体の動作が不安定になるリスクも伴います。通常不具合が発生した場合、プログラムの不具合を修正するアップデートが提供されますが、サポートが終了しているとプログラムの不具合が発生しても修復されることはありません。

 

【非対応サイトが増加する】

サポート終了に伴い、YouTubeやTwitterなどもIEでは表示されなくなっています。今後もIE非対応のサイトやサービスが増加していき、さらに不便になります。

IE11でしか見られないサイトも存在する?

すでにMicrosoft社は、IEからMicrosoft Edgeへの移行を呼び掛けていますが、IE11でしか見られないサイトも少なからず存在しています。

 

■原因

IEが長い間ブラウザの頂点に君臨していたため、Web開発者はIEを基本としてホームページ制作などを行っていました。それが原因でそれ以外のブラウザでは開けないことが稀にあります。

 

■解決策

IEの後継ブラウザMicrosoft Edgeでは「IEモード」を用意しています。IEモードとは、IEでなければ利用できないWebページをMicrosoft Edgeで表示する機能です。

 

■IEモードの設定方法

①Microsoft Edgeを起動し、右上の「…」をクリック

②表示されたメニューの「設定」をクリック

③「既定のブラウザー」をクリック

④「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」にする

⑤「再起動」をクリック

 

■IEモードの利用方法

①IEモードで表示したいサイトにアクセスする

②右上の「…」をクリック

③表示されたメニューの「Internet Explorerモードで再度読み込む」をクリック

④「次回、このページをInternet Explorerモードで開く」をオンにする

 

IEのサポート終了は決定しており、そのまま使い続けるには様々なリスクを伴います。しばらくはIEモードでも対応できますが、IEモードのサポート期間は2029年までと限られています。早めにMicrosoft EdgeやGoogle Chromeなどのブラウザに切り替えることをおすすめいたします。

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