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「デザイン思考」って何?

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皆さんは「デザイン思考」という言葉を聞いたことがありますか?ビジネスには役立つ様々な思考法がありますが、その中に「デザイン思考」というものもあります。クリエイティブな業種ではない方は自分には関係ないと考えるかもしれませんが、実はデザイン思考は業種を問わず重要な考え方となってきています。今回は、「デザイン思考」についてご紹介いたします。

デザイン思考とは

デザイン思考(Design Thinking)とはデザイナーの行うデザインプロセスの手法を活用して、解決策を生み出すアプローチのことです。『イノベーションを生み出す人間中心のアプローチ』とも言われています。このデザイン思考の考え方は日立や富士フィルムなど国内大手企業、AppleやGoogleにも取り入れられている考え方です。

 

【特徴】

最大の特徴はユーザーの本質、つまり本音や心理といったところにまで入り込む点です。そのためのプロセスを繰り返すことで得た結果をさらに同じプロセスを経ながら商品を進化させていく点もデザイン思考の特徴です。

 

【デザイン思考が注目されている理由】

デザイン思考が求められる理由は、急激な社会の変化があります。グローバル化やAI技術など様々な変化はビジネスにも影響を与え、これまでのユーザーにアンケートをとり、その結果を参考に商品作りをするといった従来のシンプルな方法では通用しなくなっています。

モノや情報が溢れている現在では、ただ新しいだけではユーザーに受け入れられません。こうした課題を解決するためにデザイン思考を取り入れ、顧客に受け入れられる商品やサービス作りを行う必要性が出ています。

 

【デザイン思考を取り入れるメリット】

デザイン思考はデザインの分野だけでなくビジネスにおいても多数のメリットをもたらすことから、多くの企業に採用されています。主なメリットについてご紹介いたします。

 

●ユーザーのニーズに合った製品・サービスの開発に役立つ

デザイン思考の代表的なメリットは、調査結果をもとにユーザーが本当に求めているアイデアを考案して検証まで行うため、ユーザーのニーズに合った製品・サービスの開発・提供ができることです。

 

●アイデアの議論が活発になる

デザイン思考では様々なメンバーから構成されるチームを作り、立場や役職も関係なく積極的にコミュニケーションを交わすことが重要視されています。アイデアの提案や多様な意見の受け入れが習慣化されるため、議論が活発化されることもデザイン思考を採用する大きなメリットです。

 

●組織力の強化につながる

積極的なコミュニケーションで意見を述べることに対する心理的抵抗も弱まり、チームへの貢献意識も高まるため、メンバー間の結束やチームワークが強化されます。

デザイン思考の5つのプロセス

デザイン思考は、5つのプロセスにより展開されています。この5つのプロセスはビジネス上でデザイン思考を展開する上では欠かせないものです。デザイン思考を実践する具体的なプロセスについてご紹介いたします。

 

【1】共感(Empathize)

デザイン思考の最初のプロセスは『共感』です。具体的にはアンケートやインタビュー、ユーザーテストなどの実施が挙げられ、元々の調査項目だけではなく、インタビューなどの過程で登場したワードへの着目も重要です。

 

【2】定義(Define)

観察・共感で出てきたユーザーの潜在的なニーズを基に、ユーザーがそれを問題だと感じている理由と、なぜその問題が生じているのかを突き詰め、問題の本質を見定めます。ユーザーのどのような課題を解決するべきかという具体的な方向性やコンセプトを確立することがこの定義の目的です。

 

【3】概念化(Ideate)

定義で立てた仮説を基に、その課題を解決するためのアイデアを出す工程です。ここでは、可能な限り多くのアイデアを出していきます。ここで重要なポイントとして、案出しにおいては質よりも量を重視することです。

 

【4】試作(Prototype)

アイデアが固まったところで、次は概念化した解決策を開発する段階に入ります。試作パートで大切なのは、とりあえず作ってみることです。試作品のためシンプルな構造でよく、試作を行うことで考慮不足や盲点が見つかります。

 

【5】テスト(Test)

テスト段階では試作品でユーザーテストを繰り返し、フィードバックされた意見を参考にブラッシュアップを図っていくのがポイントです。定義したユーザーのニーズや概念化、試作などが正しかったのかを確認し、より精度の高い製品やサービスを作り上げていきましょう。

デザイン思考の注意点

デザイン思考を導入する際は注意点も踏まえておく必要がありますので、いくつかご紹介いたします。

 

■デザイン思考の理解

どのような場合もそうですが、管理者がデザイン思考を理解していないと導入時のトラブルを招きやすくなります。具体的な成果や成果物によりデザイン思考によってどのようなものが生み出されるのかをイメージしてもらい理解を促していきましょう。

 

■ゼロベースからの創出には不向き

デザイン思考はゼロベースから新しいものを生み出すというよりも、今まで見つけられなかったものを見つけるという感覚を持つといいでしょう。

 

■マーケティングとは別物と考える

デザイン思考を導入するには観察対象となるユーザーが存在しますが、ニッチなユーザーに向けた商品やサービスを開発した場合は、デザイン思考を導入しても売上が爆発的に伸びるとは限りません。対象ユーザーが世の中に一定数いるかを分析するマーケティングの分野とは切り分けて考え、それぞれを適切に実施しましょう。

 

デザイン思考は、ユーザーのニーズを深掘りし、本当に求められているサービス・商品を生み出すための思考法です。ユーザー視点に立って課題の解決に繋がるアイデアを導き出せるため、新規プロダクトの開発から既存プロダクトの改善まで幅広く活用することができます。

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